
オススメ度:★★★★☆(4.4)
理由:原作の作家重松清と同年代だけに,
その親子関係.そして重松自身の自伝的な
小説だけに感情移入が半端ない.
父と子.ヤスとアキラがちょうど父と自分と
重なる.「ある」「ある」の中に,
深く染み入る人間関係の表現に
圧倒された.親子関係の設定が全く一緒.
場所は広島ではないが,
昭和9年生まれの父と,
昭和37年生まれの私.
父役の阿部寛と息子役の北村匠海の親子.
ヤスとアキラ.アキラは小林旭.
娘なら小百合と名付けたいという気持ち.
あるある.妙に共感した.