エヴァの原点を観た「シン・ウルトラマン」


オススメ度:★★★★☆(4.2)
理由:天才・奇才庵野の思いが詰まった作品.
天才であり,それでいてとっても
ピュアな心もっていなければ,こうは描けない.
本作を通じてピュアな
庵野の気持ちに少しでも近づくことが
できるのではないか.

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スクリーンでこの迫力「銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章」

オススメ度:★★★★☆(4.1)
理由:見どころ満載の本作第三章.
こんなスケールのでかい物語は
他に類を見ない.まさに金字塔だ.
150年宇宙戦争…
敵と味方だけない.
身内の中にも敵が存在し,周囲も
自国の利益基準で判断する縮図.
その駆け引きが堪らない魅力だ.

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昭和の義理人情の世界を取り戻したい想い「とんび」

とんび

オススメ度:★★★★☆(4.4)
理由:原作の作家重松清と同年代だけに,
その親子関係.そして重松自身の自伝的な
小説だけに感情移入が半端ない.
父と子.ヤスとアキラがちょうど父と自分と
重なる.「ある」「ある」の中に,
深く染み入る人間関係の表現に
圧倒された.親子関係の設定が全く一緒.
場所は広島ではないが,
昭和9年生まれの父と,
昭和37年生まれの私.

父役の阿部寛と息子役の北村匠海の親子.
ヤスとアキラ.アキラは小林旭.
娘なら小百合と名付けたいという気持ち.
あるある.妙に共感した.

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龍かと思ったらあれは麒麟だったんだ!「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」

ファンタビ

オススメ度:★★★★☆(3.6)
理由:今回もソコソコ愉しめました.
ハリポタもファンタビのニューーとも
ともにホグワーツ魔法魔術学校の出身.
ただファンタビの方は1910年代.
一方のハリポタは1990年代.
いわばニュートはハリポタの先生である.
「ファンタビ」は「ハリポタ」の前日譚.
伏線はあちらこちらに散りばめ
られていて楽しめる.
今回も現れた不死鳥.
共通の動物が観られるのも
繋がっている証でも有り,
存分に愉しめます,

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私腹を肥やすには真実を大衆に知らせないこと「銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第二章」

第二章

オススメ度:★★★★☆(3.8)
理由:もうこのアニメは理屈ではない.
理由はないが面白いから仕方ない.
原作や脚本もそっくり
銀英伝テレビアニメの切り貼り.
それだけに放映時間は96分だ.
先月観た
「銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第一章」に続く2部作目.
しかし内容は物凄いアレンジもなく,
物語としては変わらないが,
断然違うのはアニメ技術.
この進歩はホント著しい.

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ANA機内でアカデミー賞作品を鑑賞「ドリームプラン」

ドリームプラン

オススメ度:★★★★☆(4.1)
理由:タイトルからして,
「壮大な夢計画」
絶え間ない努力が最後は実を結ぶ,
といった内容と思っていた.
見事に期待を裏切り,
ストイック過ぎるほどの
自己中心的な素人の父のプラン.
これまでの常識をマトモに
聞こうとせず,わが道を行く.
しかし,常識は疑った方がいい.
変革は内側にはないのだ.

一見,異常とも見える
その考えに
よくも妻も子どもたちも
家族もついてきたなぁ.
信じれば救われる?のか本当に.

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