ほんわかとモヤモヤ感が残る「花束みたいな恋をした」

花恋

オススメ度:★★★☆☆(3.6)
理由:何となく
ほんわかした仕上がり.
さほど
エッジが効いた作品でもなければ,
ど真ん中勝負でもなく,
モヤモヤ感が半端ない.
気持ちはわかる.わかるけど,
そこじゃないんだよね.
でも気持ちはわかる.
悪くはないんだけど,
何かが物足りない.
そんな作品でした.

タイトルを見ただけで,
別れの恋愛ものだと,
なんとなく,
わかってしまう.
予告編も見たが,
くさそうだなーと
想いつつ,
有村架純が主演となると
これは観るしかない.

共通な趣味が
マイナーなほど
共感するものだ.
そんな想いってあると思う.
どうでもいいような
そんなこだわり,
映画の趣味.
小説や漫画,アニメ.
最近ならNetflix作品も
そうだろう.
距離感も縮むわけだ.
見事なほどマイナーな趣味.
考え.
これこそが共感して
好きになるということだろう.

ある,ある,
という単調ではあるが
一言一言の感想に
頷くこともしばしば.
いわゆる心の言葉である
モノローグに工夫が
なされてあるのは確かだ.

「出会いは別れの始まり」
働くとは何か?
出会って2年.
人生何が大切なのかは,
人生の成功とは何か.
優先順位はなんだろう.
現実に直面すると
大切なものを
見失うこともある.
ギスギスする感覚,
我慢すること.

失ってみると初めてわかる.
そうした意味では経験して
失敗しないと
わからないことが多い.

仕事とプライベートを
考えると,
仕事中もプライベートのことを
考えるし,逆にプライベート
においても仕事のことを考える.
結局は仕事とプライベートとは
一体のものではないか.

我慢や辛抱は
自分のためではなくて,
相手のためで,
それができないのは

「未熟」

ということだろう.

人は外で大きな
プラスがあれば,
家中ではマイナスが
あるもの.
それで帳尻が合う
のかもしれません.

赤ちゃんが
大人になるにつれ,
天使の羽根が
消えていくように
オトナの恋愛も
同様なのだろう.

失ったものは大きいが,
それは自身が未熟が故.

悔いても悔いても
悔いきれない想いがよぎる.
心が荒んでいくのがわかる.

自分の未熟さ,
それには共感する.
この恋愛が


行定勲監督の作品で
又吉の「劇場」にも
通ずる想いだ.

恋愛は生きもの.
賞味期限が
あるのかもしれない.
価値観や未練心.苦しい.

妻となって家を守る?
良妻賢母.
誰のおかげで飯が食べて行けれるんだ!
そんな昭和時代の古い考えの男性の匂い
いわゆる誤解なのか
エゴなのか自分勝手なのか.

元カレ元カノとの再会は,
二人の未熟さを
伝えるものになるのだ.

ありがちな恋愛感情で
想定の範囲内ではあるも,
やはり自身の思い出と
重なる部分もあり,
ほろ苦い思い出が蘇る.
共感したから泣けたのか,
あるいは自身の思い出に
泣いたのか.いずれも過去.
もう二度と戻ってこない.

それにしても
静岡の「さわやか」
ハンバーグ.
忘れられない.
美味しいので,
また食べたい.

さわやか

投稿者プロフィール

天雨 徹
人財育成、技術系社員研修の専門家。名古屋工業大学客員准教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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