オススメ度:★★★☆☆(3.0)
理由:相変わらずアメコミ作品の
最後はお決まりの勧善懲悪.
本作は好き嫌いが分かれると思う.
アメコミは,あまりにも人の
扱いが軽すぎて好きになれない
ところもある.そして,
何よりも,あまりにも軽い.
まさに作品としては,
ストーリーはB級そのもの.
でもアクションは一流.
グロさは最低.www
しかし本作は
アクションエンタメには
過激でグロすぎる.
こりゃR15+指定になるはすだ.
余りに描写が下品で過激,
そしてグロ過ぎるので,
余り期待せずに構えず,
こんなものか…
と思って鑑賞した方が
良いかと思う.
序盤グロさと下品で見るに
堪えないところもあります,
でも余り気にせずに観続けると,
あっという間に時間が過ぎる感覚.
余りにも,
お粗末と言えば味方によって,
そう見えるかもわかりません.
が,後々考えると,
そこにもメッセージ性もあって
見応えある作品には
違いありません.
だからこそ
多少腹立たしくても.
ついつい,
わかっていても
観てしまうんだよね.
DCコミック作品といえば,
「バットマン」や「スーパーマン」.
なんと言っても2008年の
ノーランの「ダークナイト」.
以降,
2018年「アクアマン」,
2019年アカデミー賞の「ジョーカー」,
そして昨年2020年の痛快だった
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」
本作はジャスティス・リーグ作品の
スピンオフ版である
2016年「スーサイド・スクワッド」の続編.
死んで当然の部隊,自殺部隊だ.
前作は今では気軽にNetflixで
観ることができる.前作を
見てからの方が
少しは本作の理解が
できるかもしれません.
敵は誰?前作は魔女?神が敵?
さて今回の敵は….
本作でもエンドロールで
続編の伏線を匂わせていた.
「スーサイド・スクワッド」
といえば、スーパーマンや
バットマンと敵対す悪党集団.
「毒を持ってドクを制する」
ハーレイ・クイン以外,
相当「通」でなければ
他のキャラは
わからないかも
しれません.
しかし,
時間が遡って
解説もあって,
遜色なく鑑賞できる.
クズでカスのような悪人,
また国家のためと
善人面していても
根が腐っているゲスもいる.
ふざけた感覚で
多少腹立たしい点も
なくはないが,
むしろ,脅して悪党を雇う
方が根っからの
ワルではないか.
悪人に五分の魂が感じられ,
共感する部分も
残っていて救われた気分.
相変わらず登場キャラが
多過ぎて解りにくい点は
歪めません.
キャラも使い捨てが目立つ,
一体誰が注目キャラなのか
序盤は解りにくい,
そこも見方によっては
見事にハマって騙される感覚.
不明な点も多いですが,
伏線もエンドロールまでには
ほぼ回収されている.
最後は,スッキリ.
やっぱり観てしまうwww
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士(工学)。修士(経済学)。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある.ブログは映画感想を中心に書いている。
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