オススメ度：★★★★☆(4.0)
理由：急展開の中で，
なかなかの出来栄えだ．
上手く前作から，よくぞ，
なんとかここまで，
つないでくれた．
次回も期待できそうだ．
MARVEL_ブラックパンサーの続編．
前作の「ブラックパンサー」の
主人公だった
チャドウィック・ボーズマンが
2020年8月に病死し，
彼に代われる人はいない．
そこで敢えてティ・チャラ役に
代役を立てずに，そして前作と
全く同じ脇役で健在．これで，
どうやって本作に引き継ぐのか．
前作がアカデミー賞ノミネート
作品だけに，主役のチャドウィックは
無視できない．これは凄い機転だ．
えっ？いきなり，
あのブラックパンサーが
亡くなった？
冒頭から悲しみとともに幕開け．
前作と登場人物は同じメンバー．
前国王と王妃とその妹．
そして妹がブラックパンサーに…
前作はワガンダと韓国が舞台．
本作では海底に住む何と
ミュータントだ．
こりゃ，上映時間も
2時間40分と長くなるはずだ．
超文明国家の「ワカンダ」．
超貴重な鉱山「ヴィブラニウム」が
超大国アメリカに狙われる．
これは前作の知識が
あった方が愉しく本作を
みることができる．
特に妹が科学者であることに
前作からの流れで抑えておくことと，
亡くなった国王の王妃の存在も
注目する必要ありだ．
いつもながら，
エンドロール後のオマケが
いつも愉しみな作品だ．
少し唐突なところもあるが，
そこはMARVELなので
寛容な対応が必要かもしれません．
憎しみを憎しみで返すと
犠牲者はさらに増える．
だから我慢と辛抱が
力あるものには求められる．
本作では
海底に住むタロカン人．
超海底都市を構え，
まるで海底に沈んだ
アトランティスを感じさせる．
かつてアフリカ南米など略奪
そして植民地化した欧米．
前作もアフリカの奴隷問題から，
ワガンダの強さを背景に
武力で抑え込む姿勢を
貫くシーンもあった．
続編の本作では今回も
海底帝国は同じ道を
たどろうとするストーリ．
ちょっと飛んでる
内容もありますが，
そこはMARVEL．
アクションも見応え充分で，
それだけでも楽しめます．
投稿者プロフィール
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人財育成、技術系社員研修の専門家。東京都市大学特任教授。博士（工学）。修士（経済学）。専門は「電力システムネットワーク論」著者に「IEC 61850を適用した電力ネットワーク- スマートグリッドを支える変電所自動化システム -」がある．ブログは映画感想を中心に書いている。
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