わかっていても持っていかれた「今夜、世界からこの恋が消えても」

セカコイ

オススメ度:★★★★☆(4.0)
理由:セカコイ.福本莉子が主演となれば,
たぶん持っていかれると思いつつ,鑑賞.
「思い、思われ、ふり、ふられ」
の印象が強い.
たしかに,想定通りの良作でした.
ただ後半の展開が余りに急で,
欲を言えばもう少しちょっとだけ
捻りが欲しかった.
それにしても,
「前向性健忘」から,
この小説を描くという,
トンデモナイ発想が凄い.

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実話が基だけにラスト10分で号泣「あなたがここにいてほしい」

中国映画

オススメ度:★★★★☆(4.1)
理由:実話は重い.そして切ない.
ハッピーエンドに終わらないと
ホント切ない.これ以上話すと
ネタバレになるので,言いませんが,
切なくて,互いが好きで好きで
たまらないからこそ,
あのラストシーンがあるんだ.

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非現実な制度だけどリアル過ぎる「PLAN 75」

PLAN75

オススメ度:★★★★☆(4.1)
理由:申請する側と受ける側.
これは尊厳死ではなく,安楽死.
人為的に寿命を短くする.
国民負担を減らす目的ではあるが,
それでも個・個人の状況でそれを
選択せざるを得ない事情もあろう.
孤独死するぐらいなら,安楽死を
選ぶもの多くの選択肢のひとつと
考える人もしるかもしれない.
一方,それを受け取る申請を受理する側.
サポートする側はどうか.収入を
得るためだけではなく,看取りの
気持ちもあるかもしれない.

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どうにもならない時,どう向き合えばいいか「ぜんぶ、ボクのせい」

ぼくのせい(1)

オススメ度:★★★★☆(4.2)
理由:環境による影響は大きい.
でもたとえ物質的に裕福でも
貧乏でも,心と身体のバランスが
重要なんだろう.
ツッコミどころ満載の作品ではあるが,
優太,詩織,坂本の3人の
人間関係が見事に交叉し,
何が本当の幸せかを
考えさせられる作品だ.

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これはもう一度観なければならない作品「映画はアリスから始まった」

アリス

オススメ度:☆☆☆☆☆(評価不可)
理由:はっきり言って,
これは映画マニアでなければ,
眠くなる作品.
映画監督ドキュメンタリーとして
映画好きにはオススメだが,
それ以外の人にとっては眠くなる.

しかし…

その奥底に流れる彼女のバイタリティと
性差による差別や偏見.
男性優位の映画業界にあって,
そんな環境において,諦めずに奮闘する
彼女の生き様.

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号泣した,まさに力作,60年ぶりの映画化島崎藤村の「破戒」

破戒(1)

オススメ度:★★★★☆(4.0)
理由:「我は穢多なり.されど穢多を恥じず
骨太な作品であり,かつ,純朴な作品でもある.
だから少しぐらいリアリティに
欠ける点もあるかもしれない.
それでも,それ以上に心に突き刺さる.
それは何か.この理不尽な差別に対して,
主人公のように真っ直ぐ
愚直に生きることに感銘を受ける.

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涙と笑いありでバランスのいい作品「ソー:ラブ&サンダー」

ソー

オススメ度:★★★☆☆(3.4)
理由:少し厳し目な評価かも.
決して悪いわけではありません.
エンタメとしては私の中では
鑑賞必須の作品です.
スパイダーマン,
ドクターストレンジ,
それに引き続き今回はソー.

本作は過去の作品を
観たほうがいいかもしれません.
でも本作単体でも,
十分に理解できるよう
構成されている脚本がまた
素晴らしいです.
未鑑賞過去作の
多くても気になりません.

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冷静な判断ができない従軍医師の異常な心理を描く「リフレクション」

リフレクション

オススメ度:★★★☆☆(3.4)
理由:そもそもReflectionとは,
何を示すのか.従軍医師として
捕虜となった過去を振り返る
ことなのか.一体何を内省したのか.
する必要があるのか.

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音の効果を知ると映画の幅が広がる「ようこそ映画音響の世界へ」

映画音響の世界

オススメ度:★★☆☆☆(2.4)
理由:目に見える作品の裏には,
少なからず音響という
見えないものを見えるスパイスが
絶対に必要だ.
単なる声,効果音,背景音,
反響音など.あのトップガンでも
音響がなければ,作品の凄みは
半減するに違いない.
ただ,映画作品として観るよりも
「教養」としての作品性が強く.
最初から最後まで「音響」
やはり単調になって
睡魔が襲ってきたwww

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