映画 是枝監督の作品「真実」には、やはり事実より真実には愛が溢れている この短い限られた時間の中で作品に落とし込む技術というのはまさに映画の醍醐味。事実は客観的に物事を捉えたもの。真実は主観的な立場で捉えたものだ。起きた事象は一つでも、違った人の立場からモノを見ると違って見える。娘から見た母。母の自分から見た自... 2019.11.08 映画
映画 別れた理由が余りにも…。切なさ、愛おしいさ、好きで堪らないっていう感情が渦巻く「マチネの終わりに」 蒔野のセリフに アランの言葉を借りて『尊ばれないことは忘れ去られる。 これは、我ら人類の最も美しい 掟の一つだ。』といい、 そして、 「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。 だけど、実際は、未来は 常に過去を変えている。」と。 そ... 2019.11.08 映画
映画 長編スペクタクルの一部を垣間見る…「銀河英雄伝説 die neue these 星乱 第二章」 銀英伝は簡単に言えば、2つの勢力が銀河を巡って繰り広げる壮大な物語。 その中でも今回の作品は、互いの2つの支配勢力でそれぞれ起きた事件。 権力闘争やクーデター。今日でも世界のあちらこちらに起きています。 これはもはや、SF漫画ではない。漫画... 2019.11.07 映画
映画 これまでの価値観すら覆す凄さ、人としての境界とは一体何だろう「ボーダ 二つの世界」 本作品はこれまでの価値観や常識はどこかに追いやられしまい、 新しい価値観を構築されていく。 自信を失っていたティーナが自己肯定感を高めていくシーン。 本当はどんな生き方が正しいのか。もともと正しいも正しくないもないのだ。 結局は自分が良いと... 2019.11.03 映画
映画 アンジーことアンジェリーナ・ジョリーいいなぁ。マレフィセント2 なかなか良かった。 オススメ度:★★★☆☆ 理由:笑ったり、涙ぐんだり、 ハラハラしたり、多面的に味わえる作品です。 前回のマレフィセント1では、話の展開が早すぎて、 感情移入が追いつかないこともあったが。 今回は、作品を通して何が課題で、... 2019.11.02 映画
映画 あのロード・オブ・ザ・リングの作者の生い立ちがわかる!『トールキン 旅のはじまり』 壮絶な人生。12歳から孤児として育ったトールキン。 やっぱり持つべきものは学友だ。 それも高校の時の学友。 高校の学友というのがその後の人生を左右するのかも知れません。 2019.10.29 映画
映画 バットマンの宿敵「ジョーカー」とは、実は自身に正直なブラックチャップリンだったのか 久々に鳥肌のたった映画作品に出会った。孤独。仲間の裏切り、身内の裏切り。絶望。 底辺から這い上がるには、怒り。憎しみ。 こうした人間味溢れる悪の描き方もあるのではないか。 スター・ウォーズのアナキン・スカイウォーカーと重なって見える。 暴行... 2019.10.24 映画
映画 余命宣告を受けた二人の女性、死ぬまでに二人は何をするのか「最高の人生の見つけ方」にみる やりたいことが、少女のやりたいことと共鳴したようにも感じられ、 余命宣告で悲しくること、悔しい思い。 そうした思いよりも それがリストを実行することで、笑えることが増えること。 そして心残りが少しずつ解決に向かう喜び。 素直に感情が移入して... 2019.10.23 映画
映画 奥が深い…イギリス階級社会にみる、偏見と心の葛藤「ハワーズ・エンド」 出会いとは、時に悲しい結末を生む。 ご縁という偶然の出会い。それが運命を左右する。 でも、それが人生なのだ。 階級社会の中で、人間の弱さ、ずるさ、優しさ… すべてが凝縮されている作品だ。 太宰治小説、斜陽や人間失格が頭をよぎる。 人はそれぞ... 2019.10.22 映画
映画 あの「ビートルズ」がこの世の中にない「イエスタデイ」そんな偽りの世界で楽しいのか この作品は、鑑賞している我々自身がどう感じるのか。 それを試されている。 本来の能力以上に評価されて、本当に嬉しいのか。 それで得た名声や地位。 Umm考えさせられます。 「何のために」と「そのために」 何のために、そのために何をするかだ。 2019.10.21 映画